天命の庵

【算命学入門シリーズ 第7回】
ブレない心をつくる「陰陽のバランス」

ブレないこころをつくる「陰陽のバランス」

「気持ちが揺れやすい」
「すぐに落ち込んでしまう」
「もっと芯のある自分になりたい」

そんな悩みを持っていませんか?第7回となる今回は、どんな状況でも揺るがない「ブレない心」をつくる方法について、陰陽のバランスから解説します。 算命学の根本にある「陰陽」の考え方を理解することで、強くしなやかな心を育てることができます。

陰陽とは何か?

陰陽は、算命学の最も基本的な考え方です。 世の中のすべては、陰と陽の二つの要素でできています。

陽のイメージ

  • 太陽、昼、明るい
  • 動く、積極的、外向的
  • 熱い、上昇、拡大
  • 男性的、表、見える

陰のイメージ

  • 月、夜、暗い
  • 静か、消極的、内向的
  • 冷たい、下降、収縮
  • 女性的、裏、見えない

どちらが良い、悪いではありません。陰と陽は、お互いに支え合い、バランスを取ることで成り立っています。

陰陽のバランスが崩れると起きること

心のバランスも、陰と陽のバランスで決まります。

陽に偏りすぎると

  • 常に動き続けて疲れる
  • 休むことができない
  • イライラしやすい
  • 攻撃的になる
  • 燃え尽きる

陰に偏りすぎると

  • 何もする気が起きない
  • 引きこもりがちになる
  • ネガティブ思考になる
  • 行動できない
  • 停滞する

どちらに偏っても、心は不安定になります。大切なのは、陰と陽のバランスを取ること。

ブレない心とは「バランスが取れた心」

ブレない心とは、強い心だけを指すのではありません。

本当にブレない心とは

  • 強さと優しさを持つ
  • 動くべき時に動き、休むべき時に休む
  • ポジティブとネガティブのバランス
  • 自分軸と柔軟性の両立
  • 感情に振り回されない冷静さ

陰と陽のバランスが取れている時、心は安定し、どんな状況にも対応できる強さを持ちます。

陰陽バランスを整える5つの方法

1. 動と静のバランスを取る

動く時間と静かな時間、両方を持つことが大切です。

動く時間(陽)

  • 仕事や勉強に集中する
  • 運動する、体を動かす
  • 人と会う、話す
  • 外出する、行動する

静かな時間(陰)

  • 一人でゆっくり過ごす
  • 読書や瞑想をする
  • 休息する、睡眠を取る
  • 内省する、考える

実践のコツ

忙しい人は、意識的に静かな時間を作る

  • 朝や夜に10分でも一人の時間を持つ
  • スマホから離れる時間を作る
  • 何もしない時間を大切にする

引きこもりがちな人は、意識的に動く時間を作る

  • 散歩に出かける
  • 人と会う約束をする
  • 簡単な運動を始める

2. ポジティブとネガティブのバランスを取る

常にポジティブでいる必要はありません。ネガティブな感情も、大切なサインです。

ポジティブ思考(陽)

  • 良い面を見る
  • 希望を持つ
  • 前向きに考える
  • 感謝する

ネガティブ思考(陰)

  • リスクに気づく
  • 慎重になる
  • 反省する
  • 現実を見る

実践のコツ

ポジティブすぎる人は

  • たまには心配事を書き出す
  • リスクも考えてみる
  • 慎重な判断も取り入れる

ネガティブすぎる人は

  • 良かったことを3つ書く習慣
  • 「でも、もしかしたら」と考える
  • 感謝できることを探す

どちらも必要。バランスが大切。

3. 与えることと受け取ることのバランスを取る

与えるだけでも、受け取るだけでもダメ。両方のバランスが必要です。

与えること(陽)

  • 人を助ける
  • 時間を使う
  • お金を使う
  • 愛を与える

受け取ること(陰)

  • 助けてもらう
  • 休息を取る
  • お金を受け取る
  • 愛を受け取る

実践のコツ

与えすぎる人は

  • 「助けて」と言う練習をする
  • 人の好意を素直に受け取る
  • 自分のために時間を使う

受け取るばかりの人は

  • 小さなことから人を助ける
  • 感謝を言葉で伝える
  • できることで貢献する

与えることも受け取ることも、両方できる人が豊かです。

4. 外の世界と内の世界のバランスを取る

外に向かうエネルギーと、内に向かうエネルギー、両方が必要です。

外の世界(陽)

  • 社会で活動する
  • 人と関わる
  • 情報を得る
  • 外見を整える

内の世界(陰)

  • 自分と向き合う
  • 心を見つめる
  • 内面を磨く
  • 精神性を高める

実践のコツ

外ばかり向いている人は

  • 日記を書く
  • 瞑想や内省の時間を持つ
  • 自分の本当の気持ちを確認する

内ばかり向いている人は

  • 外に出る機会を作る
  • 人と話す時間を持つ
  • 社会との接点を持つ

内と外、両方のバランスが心を安定させます。

5. 計画と柔軟性のバランスを取る

しっかり計画することも、臨機応変に対応することも、どちらも大切です。

計画性(陽)

  • 目標を立てる
  • 計画を作る
  • スケジュール管理
  • 準備をする

柔軟性(陰)

  • 状況に合わせる
  • 変化を受け入れる
  • 臨機応変に対応
  • 流れに任せる

実践のコツ

計画重視の人は

  • 計画通りにいかない時も受け入れる
  • 「まあ、いいか」を言えるようにする
  • 予定を詰めすぎない

柔軟すぎる人は

  • 大まかな計画を立ててみる
  • 優先順位を決める
  • 目標を持つ

計画と柔軟性、どちらもあると人生がスムーズになります。

陰陽バランスチェック

あなたは今、どちらに偏っていますか?

陽に偏っているサイン

  • 休めない、休むと不安
  • イライラすることが多い
  • 睡眠時間が短い
  • じっとしていられない
  • 人と競争してしまう

陰に偏っているサイン

  • 何もしたくない
  • 外に出たくない
  • ネガティブ思考
  • 決断できない
  • エネルギーが湧かない

バランスが取れているサイン

  • 動く時は動き、休む時は休める
  • 感情が安定している
  • 柔軟に対応できる
  • 前向きだけど慎重
  • 心に余裕がある

陰陽バランスを整える日常習慣

毎日の小さな習慣が、心のバランスを整えます。

朝の習慣(陽のエネルギーを高める)

  • カーテンを開けて太陽の光を浴びる
  • 深呼吸をする
  • 軽くストレッチする
  • 温かい飲み物を飲む
  • 今日の目標を一つ決める

夜の習慣(陰のエネルギーを高める)

  • 照明を暗くする
  • スマホから離れる
  • ゆっくりお風呂に入る
  • 静かな音楽を聴く
  • 一日を振り返る

食事でバランスを取る

  • 陽の食べ物:温かいもの、辛いもの
  • 陰の食べ物:冷たいもの、甘いもの
  • 偏らず、バランスよく食べる

季節と陰陽のバランス

季節によって、必要なバランスは変わります。

春(陽が増える時期)

  • 新しいことを始めやすい
  • ただし、やりすぎに注意
  • 静かな時間も意識的に作る

夏(陽が最大の時期)

  • 活動的になりやすい
  • 睡眠と休息を大切に
  • クールダウンの時間を持つ

秋(陰が増える時期)

  • 内省の時期
  • 無理に動こうとしない
  • 静かに整える時間

冬(陰が最大の時期)

  • 休息とチャージの時期
  • エネルギーを蓄える
  • 春に向けて準備する

自然のリズムに合わせることが、バランスを保つコツです。

ブレない心を持つ人の特徴

陰陽のバランスが取れている人は、こんな特徴があります。

  1. 感情に振り回されない 喜怒哀楽はあるけれど、すぐに立ち直れる。
  2. 状況に応じて対応できる 動くべき時は動き、待つべき時は待てる。
  3. 人に振り回されない 他人の意見は聞くけれど、自分の軸を持っている。
  4. 自然体でいられる 無理に強がらず、弱さも認められる。
  5. 長期的な視点を持つ 目先のことに一喜一憂しない。

これらは、陰陽のバランスが取れているからこそできることです。

まとめ:バランスこそが、最強の心

ブレない心をつくるために大切なのは、強さだけではありません。
陰と陽、両方のバランスが取れた時、心は本当に強くなります。

動と静 ポジティブとネガティブ 与えることと受け取ること 外の世界と内の世界 計画と柔軟性、すべてのバランスを意識して、日々過ごすこと。それが、ブレない心をつくる秘訣です。

完璧なバランスを目指す必要はありません。少しずつ、自分に足りない方を補っていく。そうすることで、心は自然と安定していきます。

算命学が教える陰陽のバランス。これは、人生を豊かに生きるための、最も基本的で最も大切な知恵です。 次回は「『天命に生きる』とは何か」について解説します。自分の使命を果たし、天命に沿って生きる生き方をお伝えします。お楽しみに!

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